新入社員の受入準備
4月に新卒の新入社員を迎える企業では、2月中には最終的な入社の意思確認を行ないたいところです。
入社意思を確認できた内定者に対しては、ビジネスマナーに関する教材や社内報を送ったり、入社前研修を実施するなど、定期的にフォローすることが大切です。教育的な効果だけでなく、積極的に迎え入れたいという自社の姿勢のアピールにもなります。
また、スケジュールの合う学生には研修を兼ねた短期間のアルバイトで、仕事や会社の雰囲気に慣れてもらうのも1つの方法です。
自社工場などがある場合には、見学の機会をつくってもよいでしょう。その際は、感染症対策も十分に施しておくことが重要です。
このほか、新入社員の受入準備としては、次のようなものがあります。
(1) 入社日の通知と、出社すべき場所・時間・服装・持参する書類(卒業証明書、身元保証書、誓約書、年金手帳)などの指示
(2) ロッカー、事務机、制服・作業服などの手配
(3) 新入社員教育を予定している場合は、日程の確認、教材・機器などの準備、場所・講師の選定と確保
(4) 社員寮・社宅制度がある場合は、入居意思の確認と物件の手配
直前になって慌てることがないよ
う、確認しておきましょう。