宇宙輸送の推進
「骨太の方針2024」では、民間企業による新たな宇宙輸送等を実現するため、「人工衛星等の打上げ及び人工衛星の管理に関する法律」(以下、「宇宙活動法」)の改正を視野に、2024年度内に制度見直しの考え方を取りまとめる、とされています。
この方針を受け、宇宙政策委員会に「宇宙活動法の見直しに関する小委員会」が設置され、12月までに中間とりまとめの骨子案を示す予定です。
損害保険の信頼回復
損害保険業界における保険金不正請求事案や保険料調整行為事案などを受け、保険市場の信頼の確保と健全な発展に向けた方策を検討するための「損害保険業等に関する制度等ワーキング・グループ」が設けられました。
大規模な保険代理店への規制強化、保険仲介人制度のありかたなどについて、保険業法の改正も視野に入れつつ検討されます。
原付税制の調整
道路運送車両法の改正によって、原付の基準が変わります。
現在は総排気量50cc以下とされている「一般原動機付自転車」に、最高出力を4.0kw以下に制御した総排気量125cc以下の二輪車が新たに区分されることになります。
ここで調整が検討されているのが「原付税制」です。新基準の原付にこれまでの原付税制が適用されるのか、与党税制調査会で検討されます。
再審法改正への動き
再審における袴田巌さんの無罪判決を受けて、再審法改正を求める声が高まっています。超党派で結成された「えん罪被害者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」の加入者は、300人を超えました。