夏季休暇の通知と業務保全
7月~8月に夏季休暇を実施する企業は、早めに取引先などにスケジュールを知らせ、あわせて先方の休暇予定なども確認しましょう。
全社で一斉休暇に入る場合は、郵便物・配達物授受の取扱いルール、防犯・防火対策などについて周知・徹底しておきます。
また、個人情報の保護に留意しつつ、休暇中の各社員の行動予定や緊急時の連絡先を把握しておきましょう。
全国安全週間の実施
7月1日~7日は全国安全週間です。ことしのスローガンは、「危険に気付くあなたの目 そして摘み取る危険の芽 みんなで築く職場の安全」です。
これを機に、労働災害防止活動の大切さを再確認し、社内の安全活動の取組みを活性化させましょう。
夏場の健康管理
湿度の高い梅雨から夏場は、食べ物が傷みやすく食中毒などの発生に注意が必要な時期です。弁当類の保存場所などに気をつけるよう、注意を促しましょう。
また、湿度が高くなると、熱中症の危険性も高まります。強い負荷のかかる作業や運動を極力避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するようにしましょう。オフィス内でも室温が上昇しすぎないよう、冷房をつけるなど適切な温度設定が重要です。
地域行事への対応確認
各地で盆踊りや夏祭りが催されるなど、夏は地域での交流が盛んになる季節です。
会社として地域行事に協力・協賛する場合には、どの部署が、どのように対応するのかを確認しておきます。
祭礼等への寄付は、前年までの記録などを参考にして対応するようにしましょう。
中元の発送・暑中見舞い状の準備
中元の発送時期は、7月中旬までに贈る地域と8月中旬までに贈る地域があります。贈り先の習慣に合わせて手配しましょう。中元が届いた際には、速やかに礼状を出すことも大切です。
「暑中見舞い」は、立秋(ことしは8月7日)の前日までに届くように送りましょう。立秋から8月末頃までは「残暑見舞い」とします。
中小企業魅力発信月間
7月20日に「中小企業の日」がある7月は「中小企業魅力発信月間」です。各地でシンポジウムや商工祭などが開催されるので、各種イベントのスケジュールを確認しておきましょう。