各種社内規程の見直し
中小企業では、新型コロナウイルスの感染が拡大してからあわててテレワークや時差出勤などを始めたものの、まだ制度の整備が追いついていないケースが多いのではないでしょうか。
「働き方改革」についてはもちろんのこと、新型コロナ対策についても十分考慮のうえ、就業規則をはじめとする各種社内規程の整備を行なうことが求められます。
防火・防災訓練の実施
9月1日「防災の日」の前後にあたる8月30日~9月5日は「防災週間」と位置づけられ、各地で災害についての認識を深めるための防災フェアや、防災訓練などさまざまな運動を行なっています。
また、年に4回、季節の変わり目である3月1日、6月1日、9月1日、12月1日は防災用品点検の日とされています。
非常持ち出し品類など古くなっていないか、必要なものが揃っているかなど確認するとよいでしょう。
特に、新型コロナウイルス感染症との関連から、自然災害と感染症との複合災害も考えられるため、マスクや消毒液、体温計などのほか、フェイスシールド、手袋、ビニールシート、ビニールエプロンなども用意しておくとよいでしょう。
いざというときに備えて災害時の対策、防災グッズの準備、点検を行ない、災害についての認識を高めましょう。
安全運転の徹底
9月21日から30日まで、「秋の全国交通安全運動」が実施されます。
業務中やマイカー通勤時に社員が交通事故を起こすと、業務への支障はもちろん、会社には使用者責任や賠償問題が発生する可能性があります。
車両の点検・整備を確実に行なうとともに、加入保険等の状況を確認しましょう。
社内で安全運転教育を行なう場合には、所轄の警察署の交通課に相談すれば、講師の派遣や、教材などの貸出しを受けることができます。
あらためて交通ルールの遵守と正しい交通マナーの実践を習慣付け、安全運転を徹底しましょう。
衣替えの準備
多くの地域で、10月から冬服への衣替えが行なわれます。9月中に必要な数量を確認しておきましょう。