3月決算法人の定時株主総会
3月決算法人では、申告・納税に際して、あらかじめ取締役会や株主総会で決算の承認を得なくてはなりません。役員の選任・退任など、取締役会などの決議を要する場合もあります。
株主総会を開催するには、監査役による決算書類の監査、招集通知の発送など、会社法や定款などで定められた手続きのほか、会場の手配や当日配付する資料の準備も必要です。事前に立てたスケジュールや法令などの規定に沿ってモレなく進めましょう。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、経産省と法務省は、定時株主総会の会場規模の縮小や入場する株主の人数制限が可能との見解を示しており、事実上のオンライン総会の開催が可能となっています。
また、定時株主総会を開催できない場合については、法務省のホームページが参考になります。
役員改選等に伴う登記手続き
定時株主総会において、役員の改選等があった場合は、変更の日から2週間以内に変更登記を行なう必要があります。司法書士等の専門家に依頼するのが一般的ですが、経費節減のために自社で行なう企業もあるようです。
冷房器具・設備の点検・整備
5月に入ると、地域によっては、冷房が必要な日も出てきます。
冷房器具・設備の点検・整備を済ませ、必要なときにすぐに使えるように準備しておきたいところです。
IT化の推進
情報通信の普及・振興を目的として、総務省は例年5月15日~6月15日を「情報通信月間」と定め、全国各地で様々な関連行事が行なわれます。 情報通信技術は日進月歩ですから、常に最新の動向に気を配りましょう。
暑中見舞い・中元の準備
5月下旬から、暑中見舞用の専用ハガキの発売が始まります。
取引先などに暑中見舞いを送る企業は、部署ごとの必要枚数を取りまとめて購入し、デザインや文面などを決めましょう。あわせて中元を贈る企業では、届け先のリストアップや住所等の確認などの準備を始めます。
衣替えの準備
夏用の事務服や作業服を社員に支給する企業は、数量・サイズのチェックと補充、新入社員分の手配などを早めに済ませておきましょう。
東京オリンピック・パラリンピックが延期
新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響を受け、東京オリンピック・パラリンピックが来年7月23日(パラリンピックは8月24日)開幕へと延期されることになりました。
大きな経済効果が期待されていただけに、宿泊施設やサービス業など様々な業界への影響が懸念されます。約1年延期となりますので、随時更新される最新の情報を確認し、柔軟な対応、準備をして迎えたいところです。