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【3分でかんたん解説】

インボイスってなに?

[ 企業実務オンライン ]

2023年10月から、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が導入されることになりました。そもそも、適格請求書──いわゆる「インボイス」とは、一体どういったものなのか解説していきます。

インボイスの必要性・重要性

インボイスは、消費税を納める義務のある事業者が、消費税の払いすぎを防ぐために必要となる請求書です。

消費税の払いすぎを防ぐとはどのようなことなのか、簡単に図で表すと、以下のようなイメージです。

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課税事業主は、「仕入れ先に支払った消費税」で納税し、「買い手から預かった消費税」を申告して納税するという二重の納税で、税金を払い過ぎてしまう事態に陥ってしまいます。
これを、二重課税といいます。

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二重課税を防ぐために、「買い手から預かった消費税」から「仕入れ先に支払った消費税」を差し引く制度が用意されていて、これを「仕入税額控除」と呼びます。

インボイスは、この仕入税額控除を正しく行うために、正確な適用税率や消費税額を税務署又は税関に伝えるものとして重要なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

インボイスを簡単に解説してきましたが、なんとなく「インボイス」つまり消費税の払い過ぎを防ぐ手段に必要な請求書なんだ・・・と理解できたでしょうか。

インボイス制度について詳しく知りたいという方は、ぜひ『企業実務』10月号をご覧ください。

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