3月決算法人の株主総会の準備
定時株主総会は、各事業年度の終了後、一定の時期に招集しなければなりません。一般的には、各事業年度終了後3か月以内(資本金1億円以下の法人は2か月以内)に開催します。
3月決算法人は、5月または6月に株主総会を開催することになりますので、遅滞なく準備を進めましょう。
新年度の経営方針・計画の発表
新年度の経営方針・計画がまとまったら、その内容を社員に発表し、徹底することが求められます。
新しい経営方針・計画を社内報に掲載したり、文書で配付したりして理解を促す企業は少なくありません。
「新年度経営方針発表会」「キックオフミーティング」などを開催する企業もあります。
総務が中心となって運営する場合は式典が円滑に行なわれるよう事前準備を進めましょう。
ゴールデンウィークの業務保全
ことしは、新天皇即位に伴う祝日法に基づき、ゴールデンウィークが10連休となる企業も多いようです。
取引先等に自社の休暇日程を伝えるとともに、先方の業務日程を確認し、配送・集荷、決済などに不都合が生じないよう調整しましょう。特に金融機関や運送関係などは連休前後に手続きが集中することも考えられるので、早めに準備が必要です。
社内的には、従業員から休暇中の連絡先等の申告を受け、緊急時に連絡が取れるようにしておきます。
また、休暇中の郵便物や新聞等の処理方法なども決めておきましょう。
暖房器具の収納
不要になった暖房器具を清掃してから片づけます。収納の際には作動状態を点検し、不具合があれば修理しておきましょう。冷房関連器具も、早めに動作チェックをしておくと安心です。
衣更えの準備
6月から衣更えを行なう企業は、事務服・作業服の在庫やサイズ変更の要否を調べます。補充が必要なら、早めに手配しておきましょう。
社内レクリエーションの準備・実施
職場内コミュニケーションを活性化させる観点から、運動会や旅行といったレクリエーションの効果が見直される動きがあります。
春は秋に次いで、そうした社内レクリエーションが多く実施される時期でもあります。
運営は総務が主導するにしても、各部署から担当者を選出し企画段階から参加してもらうことで社員の満足度の高いものになるでしょう。